
今回は九州・熊本にある天草(あまくさ)エリアで
化石発掘と漁業体験を行ってきた様子を紹介するね!

どっちも楽しそうだけど、、、
私は「魚を食べる専門」が良いな!
熊本にある「天草(あまくさ)」とは??
熊本県の「天草」は、「島原(長崎県)」の南に位置しています。熊本県の中で熊本市、八代市に次いで3番目に人口が多いエリアです♪ 最近は水戸岡鋭治氏が手掛けた観光電車「A列車で行こう1号」が走ったり、リゾート体験ができる新しい観光施設「リゾラテラス天草」もオープンしたりと人気が上がっています。
2018年には「天草の崎津集落」がキリスト教弾圧の中でも守り続けたことが評価され、世界遺産に登録されました。こちらは是非とも行ってみたいエリアですね。ただ、熊本エリアと少々離れている為、観光へ行きづらいのがネックなんです。。

天草宝島観光協会 WEBページより
地図を見ますと「空港」や「フェリー乗り場」が各所にありますので、”陸”以外の移動方法も検討しながら旅行計画を考えてみては如何でしょうか。
熊本から”天草エリア”へ大移動!
今回は熊本空港からバスで天草方向へ向かいました。約2時間ほどでしょうか。電車ですと「三角駅」まで行き(約40分)、「三角港」から船で松島(約20分)、という方法でも天草エリアへ上陸可能です。長崎(島原)や、鹿児島(長島)からは船で行くことも可能ですよ!
こちらは「天草パールライン」です。天草には大小120の島があり、その中でも天草五橋の天門橋(1号橋)から松島橋(5号橋)までの国道266号線沿いは風光明媚な絶景が楽しめます。遠くには島原半島、雲仙普賢岳、手前には大小さまざまな島が浮かび、まるで瀬戸内海のような雰囲気が楽しめます!
続いて”天草”といえば江戸時代初期のキリシタン「天草四郎時貞(本名:益田四郎時貞)」ですよね!周辺にはいくつか像がありますが、こちらの「藍のあまくさ村」では日本一大きな立像が拝めるんです!なんと高さ15m!!!
ここ天草は、度重なる凶作や百姓に対する過酷な年貢の取り立て、さらにキリスト教迫害も行われたことが重なり「日本最大の農民一揆(もしくは宗教一揆)と言われた島原の乱(1603年)」が起こった場所です。幕府軍12万に対し農民軍は3.7万。その総大将は若干17歳の天草四郎!今でいう高校生です!!改めて驚きました!!!
善戦したものの、最終的には幕府軍に敗れてしまいます。捕らえられた人々も処刑されてしまいました。こちらでは天草四郎軍が幕府軍に敗れた2月28日に「供養祭」を開催されているそうです。
まずは「化石発掘」へ!
続いて「御所浦(ごしょうら)」へ移動します。こちらは大小18の島からできています。この地の地層に恐竜の化石が混じっていることがわかり、有名になった島です。最初に恐竜の化石が見つかったのは1997年。比較的最近なんです!
「御所浦白亜紀資料館」で日本最大級の肉食恐竜の歯や草食恐竜イグアノドンの骨などが展示されています。恐竜のレプリカもあり、見ていて楽しいですよ。でも、もっと楽しいのは「化石採集場」なんです!なんと一般人が無料で化石発掘体験ができちゃうんです!ハンマーも貸してくれます(こちらも無料)!!!
それでは早速、採掘体験スタートです!「カン!カン!」石が目に入らないよう、気をつけましょう。
「カン!カン!」「カン!カン!」う~ん、なかなか出てきませんね。。。
1時間ほど頑張ってみたのですが、収穫は僅かにそれらしい謎の化石のみ・・・。有名化石を掘り当てるのはなかなか難しいですね。。。
続いて「漁業体験へ」!
次は船に乗っての漁業体験です。10名ほどが乗れるサイズの漁船へ乗り込みました。
全員乗ったら出発します。大型船と違って海風をもろに感じることができるのはいいですね!とっても気持ちがいいです。
船長さんがこの日のポイントを探っています。良い感じの場所が見つかると船が止まり、いよいよ漁業が始まります!
それにしても御所の裏の海はあらゆる方向に島が見え、本当に美しいです。まさに海の絶景!!瀬戸内海を航行しているような雰囲気ですよ!
船長さんからの案内があり、見よう見まねで「網」を海へ送り込みます。その後はしばらく待ちつつ、船も引き上げやすいポイントへ移動します。いわゆる「追い込み漁業」と呼ばれる手法です。このエリアでは「とんとこ漁」とも言われるそうです。
その後、一気に網を引き揚げます。これが結構重いんです。手をケガしないよう気をつけましょう。さあ、結果はどうでしょうか???
おお~!!!思ったより大漁です。多くの鯛(タイ)が混じっていますね。めちゃくちゃ大きな鯛も入っているではありませんかぁ~!!!
これには船長さんもにんまりと笑顔です。ハイチーズ!とっても良い表情でしたので記念写真を撮影させていただきました(笑)
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