早速、修理を始めましょう!工具を集め、解体からスタート!
材料が集まったら、早速作業を始めましょう! まずは本体と持ち手を接合している”糸”を少しづつ切って、分離させるところから取り掛かりましょう。
特殊な道具がなくても問題ありません!私は抜群に使いやすい「タミヤ製の精密カッター」と、「NT製の30度刃」を愛用してます。切れ味が見違えるように変わって面白いようにサクサク切れますよ(切れすぎるので、ケガの無いようご注意ください)!
本体の革を傷つけないよう、そ~っと糸を切っていきます。一気に切らずに、少しづつはを動かすのがポイントです。
3分ほどで1か所を切り終わることができました。持ち手部分を外すと、その部分だけ色がだいぶ違う事がわかりますね! この調子であと3か所も同じように取り外していきましょう!
無事に切り離しの作業が終わりました!ここまでは比較的スムーズに進むのではないでしょうか。改めて見ると、かなり傷んでいたんですね。。。これはそのまま捨ててはいけません!次の工程で使いますので、もう少し置いておきましょう。
次に、長さを図ってカット&穴開け加工を施しましょう!
では、切り離した持ち手パーツの長さを図り、同じサイズを2本カットしましょう。特に専用の工具がなくてもカッターとがあれば切れちゃいます。1回で切ろうとせず、数回に分けて切るとスーっと切れるのではないでしょうか。
フリーハンドで切るのも良いですが、定規をあてて切るとまっすぐ切れますのでおススメです!
※カッターを使う際は机が傷つかないよう、カッターマットを敷きましょうね!
さらに、今回購入した革は厚さがあるのでそのままでは針が通りません。。。そこで予め先に針が通るための穴を開ける必要があります。無数の穴の位置を定規で測って書き写すのはとても面倒ですので、古い持ち手を上に乗せて、穴をトレースする作戦を実行しました。
私はマークを付けるための「ピンセット(ツル首)」と穴を開けるための「精密ピンバイス」を用いて作業を行いました。共にタミヤ製で長年愛用している信頼できる工具です。もう20年以上愛用しています(笑)
2まずは「ピンセット」を6mmほどの開き口で固定し、上から押し付けていきます。すると綺麗に印をつけることができちゃいます(‘ω’)ノ きちんと固定しながら作業を行うのがポイントです。
次に模型用のドリル「ピンバイス」で穴を開けます(ドリルの直径は1~2mmほどで良いでしょう)。作業の軽減を考え、穴のサイズを減らし、1つおきに穴を開けることしました。しっかり縫えば、強度も大丈夫でしょう!!
1か所につき16個の穴を開けると結構手が痛いです。。。ですが、ここは気合で乗り切りましょう。
※4か所合計64か所の穴を開け終わった時点で、少し休憩しました(笑)
ここまで出来たら、あとはひたすら縫いましょう!
ここまで終わったら半分ほど終わったと思っても良いでしょう。あとはひたすら縫う作業を頑張りましょう!(^^)! 本来であれば専用の針を使うのが良いのでしょうが、、、私はダイソーの縫い針を使ってみる事にしました。糸が太いので、先端を潰すと穴に通りやすくなりますよ。
穴の位置を間違えないよう、上から下、下から上へと、無心で作業を進めましょう。
集中して作業に没頭すると、なかなか楽しいですよ(/・ω・)/ 好きな音楽やラジオを聴きながら作業すると良いでしょう。
私はFMラジオ「TOKYO FM」が最近のお気に入りです♪特に朝の番組「ワンモ」や夜の番組「スカロケ」が楽しいです(笑)
※銀座「ソニーパーク」では公開収録を見る事ができますよ↓
2周ほど縫ったら完成です!!最後は何回かきっちりと縛りましょう! ひっくり返してみると、思ったより綺麗に縫えていて驚きました(笑) やってみるものですね(・ω・)ノ
1回目はなかなか慣れないと思いますが、1度経験したら、あとはスムーズにいくように思います。この調子で残りもやり切りましょう!!!
2か所終わると、ようやく片側が完成します!この調子であともう1セット、反対側も頑張りましょう(^^♪
革は厚くて硬いので、もし針が通らなかった場合は机など、硬いものに押し付けるか、ペンチで引っ張ると良いでしょう。変な方向に引っ張ると針が折れますので、必ず垂直に引っ張ってくださいね(^^♪
ついに完成! これでまた明日から使えます!
作業開始から休憩を交えつつ、2時間ほどで4か所すべて縫い終わり、完成しましたー!!!!!どうでしょう?この出来栄え。個人的には、なかなかうまくいったのでは?と満足しています(笑) 強度的にも特に問題なさそうです!!
これで明日からも「バナナ・パブリック(Banana Republic)」の黒いトートバッグを無事に使う事ができます!今後も重いものが入るけど、よろしくお願いします(^^♪
もし、革カバンの持ち手が壊れてしまった際には参考になさってみてください♪
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