個人的に気になったプロダクト作品を紹介!
↑こちらは日本を代表するプロダクトデザイナー「深澤直人」さん手掛けた椅子「HIROSHIMA(ヒロシマアームチェア)」(マルニ木工/2008年発売)です。
広島の家具メーカー「マルニ木工」とのコラボレーション作品(価格は10万円ほど)。どこから見ても曲線がつながっていて美しく、触り心地も完璧です^^ 細部まで考え抜かれた形状が印象的でした。
なんと、アメリカのアップル社にもデザイン性が認められ、カリフォルニア州の新本社に数千脚が納品されたことで話題となった椅子です。
※悩んだ末に、こちらを購入してしまいました!詳しくはこちらを参照ください↓
↓次にデザインエンジニア「山中俊治」さんが手掛けたスケッチです。どれもメチャクチャ上手く、まじまじと見入ってしまいました。こちらはISSEI MIYAKEと組んだ「INSETTO」という腕時計です。
イタリア語で「昆虫」を意味するINSETTOは、自然界の小さい生物をイメージし、繊細で、 暖かみあるフォルムに仕上がっています。ルイジ・コラーニさん(※ドイツ人。曲線が特徴のデザイナー)のような曲線が多用されている点も興味深かったです。
↓そして、来月(2020年3月)開業予定の「高輪ゲートウェイ駅」のデザインも展示されていました!!!こちらを手掛けたのは日本を代表する建築家「隈 研吾(くま けんご)」さん。
複雑に折り重なったようなデザインの屋根が特徴的ですよね!その形状を検討するために紙を折って作られた試作品の数々が展示されていて、とっても印象的でした。
※高輪ゲートウェイ駅については下記を参照ください↓
↓こちらはデザイナー「平野敬子」さんが手掛けた大分県立美術館「OPAM」のシンボルマークです!!アルファベット4文字の組み合わせによって構成されていますが、フォントや文字サイズ、厚みなど、細かいところまで調整され、とてもカッコ良いデザインに仕上がっています(^^♪
会場内では縮尺模型がひっそりと展示されていましたが、現物はメチャクチャ大きくインパクト抜群です!私も数年前に見に行きましたが、その時も記念写真を撮ってしまいました(笑) 記念写真を撮影される際は、正面から撮るのが良いでしょう!大分県へ行かれた際にはチェックしてみてくださいね^^
※「OPAM」へ行った際の記事はこちらを参照ください↓
↓こちらはサントリーの「伊右衛門」の暖簾(のれん)マークです。担当されたのはアートディレクターの「永井一史」さん。伊右衛門のリニューアル(2004年)にあたり、様々なデザインパターンが検討されたそうです。
よく見ると、「茶」の文字も普通のフォントではなく、加工が加えられている字体ですね^^
※2019年に「ラゾーナ川崎」にオープンした「伊右衛門カフェ」については下記を参照ください↓
デザインマニアに嬉しい”デザイン関連書籍”も読み放題♪
「21_21 DESIGN SIGHT(ツーワンツーワン デザインサイト)」は多くのデザイン書籍が読み放題なのも嬉しいポイントです!この日は2冊ほど読みこんでしまいました。
1冊目は「イサム・ノグチ」さんの書籍「イサム・ノグチ 庭の芸術への旅」。右手を壁にかけたポーズがカッコ良いですね!私もこのように作品と一緒に記念写真を撮ってみたいです(笑)
※アメリカ・ニューヨークにある「イサム・ノグチ庭園美術館」へ行った際の記事はこちらより参照ください↓
続いて、インテリアデザインの巨匠「渡辺 力(わたなべ りき)」さんの「渡辺 力 リビング・デザインの革新」です。家具作品が有名ですが、近年では時計のリリースが注目されているように思います。
↑写真中央の壁掛け時計「リキクロック(S)」は我が家でも2台が稼働しています♪これを飾ればどんな部屋でも一気にオシャレになるので重宝しています^^
※Amazonでも販売されていましたよ↓
今回の展示を通じ、物事の考え方や物事を生み出す方法は、人それぞれ全く異なるものなんだなぁという事を改めて感じさせられました。絵を描いたり、図面を引いたり、試作品を作ってみたり、それを使ってみたり、と徹底的にこだわる様子が印象的で、とっても勉強になった展示会でした(‘◇’)ゞ モノづくりに興味がありましたら、是非、足を運んでみては如何でしょうか?
#マル秘展
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