現在メインで使っている「X-T2」はやや大きいと意見があったので、ふた回りほど小さいコンパクトサイズのデジタルカメラ「X20」を紹介します!
「X20」とは?
どんなカメラなんだろう~??
富士フィルム「X-T2」は普段使いには少々大きい??
以前、フジフィルムの「X-T2」を紹介したところ、「少し大きい」「ちょっと嵩張る」「ズームレンズが大きい」などというご意見を頂きました。。。まあ、普通に(一般人目線から)見るとそうですよね。。。その時の記事はこちら↓
富士フィルム「X-T2」よりふた回り小さい「X20」をご紹介!
そこで、小さく、軽く、ファインダーも備え、質感も素晴らしい、且つ買い求めやすい金額のデジタルカメラを入手いたしましたので紹介します♪ 少し古い商品で恐縮ですが、、、同じくFUJIFILM Xシリーズの”プレミアムコンパクトカメラ”「X20」です!!
(FUJIFILM WEBページより)
「X-T2」と比べると高さ、厚さ、重量、と、どこを見てもサイズでは上回っています♪ 詳しくは比較画像をご覧ください。
表にすると下記となります。これだけでも”X20のコンパクトさ”がお分かりかと思います。
X-T2 | X20 | |
高さ | 91.8mm | 69.6mm |
厚さ | 49.2mm | 56.8mm(レンズ込み) |
重量 | 約507g(レンズ含まず) | 約353g(レンズ込み) |
レンズ込みカメラ、ズームレンズが備わっている点も非常に素晴らしいポイントです。
富士フィルムXシリーズならではの「ボディの質感」と「手に持った際の馴染み」がハンパなく、2019年現在も代替え候補機種が見つかりません!!! その証拠に発売終了後の今でも中古価格は安定していて、未だに3万円前後を行き来しています。X20の人気の高さが伺えますね^^
使って楽しい操作感。画質はこだわらなければ問題なし!
外観はライカなど往年のレンジファインダー機を彷彿とさせ、持っているだけで気分が上がります。レンズを回して電源が入ったり、ズームもマニュアルで行ったりと、このご時世にフルオートではない操作感も使っていてとても楽しい部分です。シャッターボタンにネジが切ってあり、シャッターボタンを取り付けられるのも嬉しいですポイントです!カメラをササっと構えてパシャッとシャッターを押すだけでカッコいい写真が撮れちゃいます(「手振れ補正」や「ストロボ(フラッシュ)」も搭載されています)♪
(FUJIFILM WEBページより ※X20とそっくりです・笑)
実は以前(といっても5年以上前ですが)、前作「X10」も使っていたのですが、こちらはファインダーに情報表示がなく使いにくいなぁ、と思っていました。しかし「X20」はファインダーが大幅に改善され「AFポイント」や「露出情報」が表示されるようになり、使い勝手が各段に上がっています!!
レンズは前作でも評判が良かった光学4倍のフジノンレンズが採用されています。35mm判換算の焦点距離は28~112mm相当で、開放F値はF2-2.8。ISO感度は3200まで可能ですが、1600を超えるとノイズが少々目立つように思います。
X-T2 | X20 | |
レンズ | 別売り | フジノン光学式
4倍ズームレンズ35mm判換算:28mm~112mm相当 |
有効画素数 | 2,430万画素 | 1200万画素 |
撮影感度(ISO) | 100~51200 | 100~3200 |
シャッタースピード | 30秒~1/32000秒 | 30秒~1/4000秒 |
発売年 | 2016年 | 2013年 |
気になる「画質」ですが、発売から5年以上経ち最新機種と比べると機能不足は否めませんが、普通に一般人がスナップとして使うには全く問題ないレベルです。
富士フィルムXユーザーが愛してやまない「フィルムシミュレーション」も複数楽しめるのがポイントです。モノクロ意外ですと、自然に写る「プロビア」、鮮やかな「ベルビア」、肌色が綺麗な「アスティア」。そして現在人気の「クラシッククローム」は残念ながらありませんが、近い色再現が楽しめるプロネガの2種「PRO Neg.Hi(プロネガ・ハイ)」、「PRO Neg.Std(プロネガ・スタンダード)」が搭載されています。シーンに合わせて選択できるのが嬉しいですね!
早速「X20」を使ってみましょう!
それではこの「X20」を持ってお出かけしてみましょう!小さいカメラですのでカバンに入れてもいいですし、ストラップをつけて首からぶら下げるのもいいでしょう。ファインダーも付いていますが、背面の液晶を見ながらの撮影もできますので、スマホに慣れた方でもスムーズに撮影ができると思います。
「顔キレイナビ(顔検出機能)」がついていますので、ローラの顔にピントが合いました。奥のNONIOの商品画像は自然にボケていますね。現行機種と比べると負けてしまいますが、十分使える機能だと思います。
室内の撮影もバッチリ♪
今回お邪魔したのは東京・京橋にある「トシ・ヨロイヅカ 東京/ToshiYoroizuka TOKYO 」。トシ・ヨロイズカ氏が手掛けているスイーツのお店です。
※Madoちゃんが大ファンなんです^^
↑こちらは店内で撮った1枚です。標準だと全体が入らない状況だったのですが、広角側ですと全体を撮影することができました。このようなシーンはズームレンズが活躍しますね。
今度はケーキを撮ってみましょう!この場合は望遠側を使います。なるべく寄って撮ってみました。単焦点レンズには負けますが、かなり健闘しているのではないでしょうか。スマホではここまで撮影できないように思います。
↑こちらの「ムッシュ・キタノ」が特に美味しかったです。チョコレートでコーティングされた贅沢なケーキです♪
レンズを2本持っていかなくても広角から望遠まで使えるズームレンズは使い勝手が良いなぁ~♪と改めて感じました。「X-T2」にも望遠レンズを導入したくなってしまいました(笑)
暗くなった屋外でも使えます♪
今度は夜景を撮ってみましょう。三脚がないと少々厳しいですが、多少なら手持ちで撮影できちゃいます!どうでしょうか?こちらもかなり綺麗に撮れました。三脚があればさらにしっかりとした写真が撮れますので必要な方は忘れずに持って行ってください^^
一眼レフ「X-T2」と比べると制約は多いものの、気軽にどこへでも持ち出して”綺麗に撮影できる”のは大きな魅力です。2019年に手放しでオススメできる機種ではありませんが、、、選択肢の一つとして検討されてみるのは如何でしょうか。
インフォメーション
・X20公式ページ:https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0731.html
・X20価格ドットコム レビューページ:https://review.kakaku.com/review/J0000005361/#tab
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